2024年10月30日
シンポジウム登壇のお知らせ
NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク 第3…
仙台の方言には「あなたの家」を意味する
「あんだんち」という言葉があります。
私たちはこの言葉を元に、
あなたの「地(場所)」、「知(知恵)」という意味を込めて
この場所を
『アンダンチ』と名付けました。
こどもも、若者も、高齢者も、医療や介護が必要な人もそうでない人も、
誰もが気軽に集まり、自分の役割を持ちながら、丁寧に暮らす。
ここは顔の見える地域の縁側。
美味しいごはんを食べて、自分をいたわりながら、
こころや身体、周りの景色、
ちょっとした変化に気づけたら、
なんだかうれしい。
暮らしの中で、あなたの知恵や工夫が
みんなにつながる。
それぞれの役割の中で
小さな「ありがとう」を広げましょう。
アンダンチの暮らしが
花ひらいていきます。
医療、住居、食事の「医・食・住」環境を充実させたサービス付き高齢者向け住宅。
色々な状況の人が幸せに過ごせる場であり、世代がしっかりと繋がっていくこれからの暮らしを生み出していく場所。継ぎ目の無い医療・介護・生活支援を協力医療機関である堀田修クリニック(HOC)と共に、24時間体制でご入居者ひとり一人の「その人らしい豊かな暮らし」をサポートいたします。
看護小規模多機能型居宅介護事業所。それぞれのご事情やご希望に応じて、「通い」「宿泊」「訪問」「訪問看護」を組み合わせるワンストップサービスです。生活や暮らし全体を通しての流れの中で困っていることは何かを見極め、24時間切れ間なく柔軟に支援していきます。併せて訪問看護事業も行います。
医療法人モクシン 堀田修クリニックhttp://hoc.ne.jp/
もっと見る 訪問看護ステーション和食レストラン「あんだんち食堂」の2階にある企業主導型保育園。
スタッフのこどもたちや提携法人のお子様、地域のお子様をお預かりします。
敷地内の庭で遊ぶこともあるので、お子様との交流も生まれやすくなります。
特殊な圧力鍋で炊いて3~4日間熟成させた「寝かせ玄米」が美味しい和食レストランです。
寝かせ玄米をはじめ、国産、旬、地元の食材を活かしたこだわりの手づくり料理で、健康の土台作りを実現します。国産の優れた食品・調味料などの物販も行っております。
地域・多世代交流の生まれる場所として機能するコミュニティスペース。地域交流イベントやワークショップなどにもお使いいただけるフリースペース、みんなのオススメの本が集まる小さな図書館、ハンドメイド商品の物販スペースがあります。
もっと見るアンダンチレジデンス入り口付近にある駄菓子屋スペース。地域の子どもたちとの交流が生まれます。
もっと見る元気で長生きするためには、"栄養バランスの優れた食事と適度な運動"
もちろんこれも重要ですが、一番大切なのは、生き甲斐、楽しさ、誰かの役に立つなど、また明日あれやりたいこれやりたい、あの人に会いたい、そんなことなんじゃないかと思います。アンダンチは、健康的な食事が食べられるのはもちろん、そんなくらしの充実が溢れる場所になることでしょう。楽しみです。
「いろは」/ 株式会社 結わえる 代表取締役荻野 芳隆
高齢者がその豊富な「知恵」を社会に生かしつつ、そして元気があることが「活気ある超高齢化社会」の実現には不可欠です。アンダンチの特徴はその開放性にあり、高齢者は子供たちから「元気」と「若さ」をもらい、子供たちは高齢者から「知恵」を学ぶ、言わば「知恵」と「元気」が行き交うスクランブル交差点のような機能を備えています。成熟期 を迎えたこれからの日本に必要な未来志向型プロジェクトです。
医療法人モクシン 理事長 / 堀田 修クリニック 院長堀田 修
株式会社未来企画
代表取締役 福井 大輔
一人ひとりが心地よいと感じる「地域の縁側」を目指し、そして多様性を認め合える地域づくりに貢献します。
赤ちゃんからお年寄りまで、障害が有ろうが無かろうが、それぞれの役割の中で、無理のないかたちで、日本の文化を伝えていけるようなまちづくりができないだろうか。
そのような考えから生まれたものが、この「アンダンチ」です。
「介護」を深く考えていくと、その方の生活や暮らしと密接に関わっていることに気づきます。暮らしが成立するには、ご近所さんや町内会、スーパー等の、その地域を知る必要があります。
さらにその暮らしをより良くするためには、「地域全体を考える必要性がある」と自分の中で整理されました。「少しでも安心して暮らせる地域を作るための福祉的視点」、そこに地域の社会的課題が見え隠れしており、その課題解決のため取り組んでおります。
少子高齢化が進み多死時代を迎える日本において、様々な状況の人が楽しく幸せに豊かに過ごして最期を迎えることが出来る社会を創ることが、高齢者のみならず、今の子供世代にとっても非常に重要であると考えております。
アンダンチレジデンスでは、要支援から介護度が重い方まで入居しており、すでにお看取りもさせていただきました。医療体制も整っているため、入居者側もスタッフ側も安心できる体制にあります。
かつて日本でも自宅で看取っていた時のように、子供たちにも「死」を感じる機会が必要であろうと思っています。それが多死社会を生きる子供達には最大の教えとなり、より良く自分の人生を生きようと考えるきっかけにもなるはずだと考えるからです。
高齢者の皆様も、ただただ日々を過ごすのではなく、色々な世代の方々と「また明日、ここで会いましょう!」と笑顔で言葉を交わせるような、生活に彩りが必要です。高齢者の皆さんは、人生の教科書です。私たちはしっかりと学び、今だからこそ、日本人として培われてきたものを次の世代へと伝えていきます。
様々な状況の人が幸せに過ごせる場、世代がしっかりと繋がっていく場を創り出し、一人ひとりが心地よいと感じる「地域の縁側」を目指し、そして多様性を認め合える地域づくりに貢献したいと強く思っております。
地域の皆様とともに、アンダンチを育み、より豊かな社会へと未来へのバトンがつながっていくことをとても楽しみにしております。
〒984-0017 仙台市若林区なないろの里 1-19-2
車をご利用の方
交通機関をご利用の方
10:00 - 17:00(平日)
やりたいことをかなえる「家」
「こういう家をつくりたかった」この計画を知ったときの最初の感想だ。人は弱いもの。すぐに疲れるし、病むし、認知症にだってなる。でも、ときどき素晴らしい力を発揮する。だから弱ったときでも自尊心を傷つけない場所、明日は楽しむぞと気持ちよく眠れるような場所。いつでも帰れる場所。そんな居場所が必要です。集団を均質化せず、多様性があるシステムは安定します。まさにアンダンチは日本の未来の先駆的形態。全力で応援します。
「銀木犀」/ 株式会社シルバーウッド 代表取締役下河原 忠道